リモートワークで使えるおすすめビジネスツール20選

少子高齢化による労働人口の減少で、人材不足に悩んでいる企業は多いです。そんな中、地方の企業でも遠隔地の優秀な人材を確保できるリモートワークが注目されています。この記事では、リモートワークを有効に活用するためのおすすめのビジネスツールを紹介します。

リモートワークとは

・リモートワークとは、在籍する会社のオフィスに出社せず、自宅やレンタルオフィスなど、会社から離れた場所で業務を遂行する勤務形態
・場所や時間の制約にとらわれず、よりフレキシブルな働き方を実践できるワークスタイル

リモートワークのメリット

・育児や介護など、時間や場所の制約がある人でも働きやすい
・居住地域に関わらず働ける(地方在住で東京の仕事ができる)
・通勤時間カット、時間・満員電車のストレスが無い
・集中力UP、生産性向上
従業員満足の向上
・通勤費削減、座席数削減によるオフィスコスト削減
・災害時対応(交通インフラのトラブル)

リモートワークのデメリット

・対面のコミュニケーション量が減ることによる生産性の低下
・新人・部下育成への悪影響
・「見て覚える」「まねて覚える」OJT学習機会の減少
・上司や同僚の目が十分に届かないために発生する「サボり」の懸念
・評価(成果だけでなくプロセスや頑張りをどう評価するか)の問題

コミュニケーションのためのビジネスツール

・Chatwork(チャットワーク):細かいグループごとに専用のチャットが作成でき、テーマに合わせてスムーズなやりとりができる
・Slack(スラック):1対1のコミュニケーションはもちろん、細かいプロジェクトやチームごとに専用のグループチャットを作ることができるのでコミュニケーションが円滑に進む

社内のコミュニケーションのためのビジネスツール

・社内報アプリ:日々の更新記事や配信動画はもちろんのこと、従業員に必要なあらゆる情報を「社内報アプリ」に集約できる
・airy(エアリー):オフ(飲み会、週末イベントなど)のコミュニケーションやeラーニングなどの機能を充実させている
・kintone(キントーン):kitnone上に普段の業務で使用するシステムを作成していれば、自宅や外出先からでも、普段の仕事と同じ環境で仕事ができる
・gamba!(ガンバ):日報に特化した社内SNSで、パソコン、タブレットスマートフォン問わず簡単に日報の作成と共有、閲覧ができる

外出先でも会社の電話を使えるビジネスツール

・INNOVERA PBX:スマートフォンで会社の代表電話や内線の受発信ができる
・ひかりクラウドPBX:内線通話機能とPBX機能をクラウド上で実現する

出先でも会議ができるビジネスツール

・LiveCrowd(ライブクラウド):インストールが不要な、簡単に使える高品質なweb会議システム
Skype for Business(スカイプ):最大で250人と会話ができ、アカウントの管理やセキュリティ対策の面でも無料版に比べてパワーアップしている

資料やデータの共有や管理に使えるビジネスツール

Dropbox Business:共同作業ツールなどの企業で使う際に便利な機能が充実している
・GigaCC ASP/OFFICE:シンプルなファイル共有サービスから、ファイルを相手に渡さずに中身だけ共有できるものまで用途ごとに複数のプランが用意されている

ナレッジや会議の議事録を共有するビジネスツール

NotePM(ノートピーエム):ファイルサーバに代わる新しい文書管理システムシステム
・Qiita:Team(キータチーム):業務マニュアルから各業務のTips、議事録や日々の日報までチームに関することがらを簡単に共有・保存できる

プロジェクトをオンラインで共有できるビジネスツール

・Trello(トレロ):チームで1枚のボードを共有し、各タスクを書き出したカードをプロジェクトの進捗に合わせて移動させていくプロジェクト管理ツール
・TimeCrowd(タイムクラウド): 「各メンバーがどんな作業をどれくらいやったのか」を把握するために効果的なツール

社外から社内ネットワークにアクセスするためのビジネスツール

・SWANStor:強固なセキュリティに守られた上で、社内業務サービスへのリモートアクセスを可能にするサービス
・SonicWall(ソニックウォール) セキュアモバイルアクセス:いつでも、どこでも、どんなデバイスからでも、組織のすべてのアプリケーションにアクセスすることが可能になる統合セキュアアクセスゲートウェイ
・DokoS(ドコス):リモートアクセスでオフィス環境にアクセスし、一人一人のユーザへ仮想PC(VDI)を用意することで、重要なデータも仮想オフィスから持ち出すことなく、「安全・安心・便利に」利用可能なVDIプラットフォームサービス
・Splashtop Business:外出先でも会社にある自分のパソコンが利用できる

まとめ

リモートワークとは、会社から離れた場所で業務を遂行する勤務形態。育児や介護など、時間や場所の制約がある人でも働きやすいというメリットがあります。課題は、対面のコミュニケーション量が減ることによる生産性の低下などです。しかし、ビジネスツールを活用すれば、課題を解決することができ、企業の生産性を向上させることが可能だといえるでしょう。