アトピーの原因は埃?アレルギーを起こす原因とは
かゆみや肌の赤み、湿疹などの症状が現れるアトピー性皮膚炎。
アトピーは乳幼児の段階で発症することが多いのですが、大人になってからアトピーを発症するというケースも増えています。
アトピーの原因の1つは、アレルギー。
アレルギーと言っても、食べ物などではなくハウスダストが原因となるケースが非常に多いのです。
アトピーの原因となるアレルギー物質や、アトピーを発症した際の対処方法について紹介します。
アレルギー物質以外にも原因が
アトピーの原因となるアレルゲンは、主にハウスダスト。ダニやカビを指します。埃には沢山のダニが居るため、家の中を清潔にしていなければ大人になってからアトピーを発症する可能性が高くなります。
また、遺伝や食事に含まれる添加物なども原因になると考えられているのです。
カビには要注意
近年、マラセチアという菌によるアレルギー反応が多くなっています。これは人間だけではなく、犬や猫など動物の皮膚にも存在するカビの一種。肌に存在すること自体は問題ありません。
しかし、皮脂の分泌の多い顔や首、関節などでは痒みを伴う場合があるのです。
皮脂は汗による分泌と、乾燥によって肌が反応することによって分泌されます。
掻いてしまうと菌により炎症が悪化するため、汗を抑え、乾燥も防ぐことが重要となります。
様々な外部刺激がアトピーを悪化させる
アトピーの方は、常に肌のバリア機能が低下している状態です。そのため、化粧品や汗、乾燥、紫外線などすべての外部刺激が症状悪化の原因となってしまいます。
特に乾燥には注意が必要ですが、使用する化粧水や美容液にまで気を使う必要があります。添加物による悪化も考えられるためです。
保湿のための化粧品には、添加物が含まれていないもの、肌のバリア機能を高めてくれる者を選びましょう。
乳幼児~3歳までは食べ物のアレルギーにも注意
食べ物によるアトピー発症は稀ですが、小さな子供は消化器官の発達が未熟であるため食べ物もアトピーの原因となります。食物アレルギーとして多い卵、大豆、麦などには注意が必要です。
大人になるにつれ、消化器官は発達するため食べ物によってアトピーの症状が出るという事は少なくなるでしょう。
まとめ
ストレスや環境の変化などでも発症したり、悪化する可能性があるとされるアトピー。食べ物や肌に使用する化粧品などには気を配る必要があります。
生活環境を整え、肌が乾燥しない様に注意をしましょう。