目薬がしみる!目に染みる目薬は危険?

目の疲れを取ったり、目が乾くと感じた際に目薬を利用する方も多いのではないでしょうか。
目薬をさした際に、目に違和感がある、しみるような痛みがある場合、目のトラブルに繋がる可能性があります。


しみるような痛みがある場合

しみるような感覚がある場合に考えられる症状は、ドライアイや角膜びらんといった病気です。
ドライアイは涙の量が減ってしまったり、涙を作る成分がバランスを崩すことで目の表面が乾いてしまい、傷が出来てしまいます。
角膜びらんは、目の表面にある角膜(黒目)を覆っている透明の膜の一部が剥がれてしまった状態。
これは、コンタクトレンズを長時間使用していたり、ゴミが入るなどといったことが原因で起こります。

目の奥が痛む

目を酷使してしまっているために、目が疲れている状態であっても目薬がしみる場合があります。
いわゆる眼精疲労の状態に、目薬の成分がしみる場合があるのです。
目薬には「ネオスチグミンメチル硫酸塩」という成分が入っているものが多いです。
これは、目の内部にあるピントを合わせる筋肉への作用が期待出来る成分。
眼精疲労で疲れている状態の筋肉に、薬を使用して無理やり収縮させるという状況になります。
そのため、目の奥に痛みを覚える場合があるのです。

異常があれば病院へ

いつもは問題なく使用が出来ていた目薬であっても、突然痛みを感じる場合があります。
長時間のコンタクトレンズ着用や、目を擦るなど、心当たりがある場合は、一度目を休めるようにしましょう。
ただし、目に強い痛みを感じる場合、目薬の使用を中止して眼科を受診することをおすすめします。

目薬の成分にも注意

市販の目薬には、防腐剤の成分が配合されています。
しかし、防腐剤の成分は角膜を傷つける可能性があるのです。
そのため、防腐剤を使用していない目薬や、使いきりタイプの目薬がおすすめです。

ドライアイの対策には、こちら↑がおすすめ。
コンタクトレンズの上から使用が可能であり、眼科でも処方される目薬です。
他にも防腐剤無添加の目薬は市販されています。
目薬は何気なく選んでしまいがちですが、目の健康の為にも、慎重に選びたいですね。