20代が転職でキャリアアップを目指すには?面接のために必要な準備について
20代が転職でキャリアアップするにはどのような準備が必要なのでしょうか。面接に向けていろいろな準備をしておくと、転職活動を有利に進められます。キャリアアップを目指す面接のための準備について紹介します。
キャリアプランを明確にしよう!
キャリアプランを立てると、自分が目指す姿が明確になります。できるだけ明確なキャリアプランを作れば、いつどのようなことする必要があるのか分かります。確実にキャリアアップを狙えるでしょう。キャリアプランがあれば、転職先を選ぶ軸になります。
キャリアプランは面接前に立てる
企業の中には、面接でキャリアプランについて質問するところもあります。理由は、できるだけイメージに近い人物を採用するため。面接で明確なキャリアプランを説明できないと、考えが浅いと判断されて不採用になる可能性もあります。キャリアプランを立てる方法
まずは自分自身の過去を振り返ります。最初は思いつくままに出来事を書き出していきましょう。ひととおり書き出したら、自分自身の傾向を見つけます(得意なこと・興味があること、苦手なこと・好きではないこと、など)。そのうえで、自分はどうなりたいのか考えてみましょう。ロールモデルとなるような人物がいると、具体的に考えやすくなります。20代がキャリアプランを立てるポイント
20代が転職する場合、スキルよりもポテンシャルが期待されることが多いため、最終的な目標を語るだけでなく、目の前の仕事にコツコツ向き合う姿勢のアピールも忘れないようにします。将来的な高い目標に向けて、現時点で何をするのか具体的に説明できるようにします。最終的な目標を決め、そこから逆算してできることを考えてもよいでしょう。20代がキャリアアップの面接で意識すべきこと
・面接では、「STAR式」の回答方法を意識すると質問に上手に答えやすい。SITUATION(状況):そのときの状況を説明する。どこで、いつ、誰が、など。
TASK(課題):乗り越えなければならなかった課題について説明する。締め切りや制約など。
ACTION(行動):課題をクリアするために自分がとった行動を説明する。自分なりに工夫した点などを中心に伝える。
RESULT(結果):努力の結果どのような成果を出したか説明する。具体的な数字を示せるとよりよい。
・前職(現職)の担当業務について、成功体験と失敗体験をそれぞれまとめておくとよい。
・失敗体験では、学んだことやその後にどう生かしたかなども加えて話すようにする。
面接で失敗しやすいこと
成功体験における「結果」だけを伝えて満足してしまう人も多いです。なぜ結果を出せたのかが不明確なため、たまたま成功したという印象になりやすいです。成功した要因まで把握できていないと、再現性がないと判断される恐れがあります。そうなると、たとえ高い結果を出していても評価されにくいので要注意。キャリアアップには職務経歴書も大切
・営業職の場合:在職年数分の担当エリア、担当顧客層、四半期・半期・年間の予算、実績、達成率などを詳しく記載する。・クリエティブ職(デザイナーなど)の場合:自分自身の実績をまとめたポートフォリオを添付する。
・経歴をきちんと把握せずに退職してしまい、その後の転職活動で困るケースもあるので要注意。自分の実績は、在職中にまとめておいたほうがいい。