UQmobileおすすめのプランを紹介!長所と短所もチェック

UQmobileは、数ある通信会社の中でも、通信速度や料金プランの豊富さなどから注目を集めています。具体的にどのような特徴があるのか、利用するうえでのメリットやデメリット、料金プランのえらびかたなどを見ていきましょう。

UQmobileの特徴について

UQmobileの特徴として、お客様満足度が高く、利用者から好評であることが挙げられます。
UQmobileのお客様満足度は90%と、非常に高い数字を誇っているのです。
多くのキャリアが新規顧客向けサービスに注力するなか、UQmobileは以前からのユーザーにも評価されるサービスを運営しています。批評誌「MONOQLO」では、格安SIM部門にて「ベストバイ・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
また、キャリアメールとして扱えるUQmobileメールも特徴です。
多くの格安SIMスマートフォンにはキャリアメールがありません。代わりに「Gmail」や「yahooメール」などの無料メールサービスを使用します。しかし、これらはパソコンからのメールとして扱われ、しばしば迷惑メールに分類されてしまうことがデメリットです。その点、UQmobileメールはキャリアメールとして扱われるため、迷惑メールに分類されることなく、スムーズにやりとりを行えます。

UQmobileの長所と短所について

お客様満足度が非常に高いUQmobileですが、メリットだけではなくデメリットもあります。
まず、メリットとして挙げられる点は無料で利用できるオプションが多いことです。
UQモバイルは無料で利用できるオプション機能が充実しており、SMS、テザリング、そして音声通話の通話転送サービスが無料で利用できます。
なかでもSMS機能は、格安SIMのほとんどで有料オプションとなっており、SMS送信料こそかかるものの機能そのものが無料となっているのは珍しいと言えます。データ通信専用プランを契約していても無料で利用可能です。
テザリングにも対応しているうえに、無料で利用できます。iPhoneなど、機種そのものがテザリングに対応していないケースがあるものの、機種のテザリング対応については契約前に確認が可能です。
現在、タブレットやパソコン、ゲーム機器などはインターネットに接続することで、さらに幅広楽しみ方ができるようになっています。そして、これらの機器を活用するためにも役立つサービスこそがテザリングです。
もちろん、データ通信量には注意しなければなりませんが、テザリングそのものが無料で利用できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
次に、契約する前にお試し利用ができる「Try UQmobile」が用意されていることです。
UQmobileは国内で唯一、「本契約前のお試し」ができる格安SIMサービスとなります。レンタルサービス「Try UQmobile」を利用すすれば、契約する前に機器をレンタルして実際に使用することが可能です。
レンタル期間中は機器を持ち歩けるため、普段スマートフォンを使用する場所でちゃんと通信できるか、通信速度に問題はないかを確認できます。
気になるポイントをあらかじめ確認しておくことができるのです。
しばしば起こる「特に問題なくつながるはずの場所でインターネットに何つながらない」といったトラブルについても、契約前に確認できます。
「Try UQmobile」はSIMカード単体もしきはSIMカードスマートフォン本体のセットでレンタル可能です。レンタル期間は機器の発送と返却日もあわせて15日となるため、実際に利用できる日数は10日ほどといったところです。これだけの日数があれば、普段の活動範囲での通信状況はチェックできるでしょう。
このサービスを利用することで、通信状態への不安を解消してら契約できる点は、UQmobileだけが持つ魅力です。
加えて、回線を申し込んだその日に開通できることもメリットでるといえます。
実店舗での契約でも、インターネット契約でも回線をその日に開通できるのです。新規契約だけでなく、MNPによる乗り換えでも即日開通できます。
インターネット契約の場合、SIMカードが届き次第回線の切り替え手続きも行えることもメリットです。インターネット上で手続きをすることで、その日のうちに回線が切り替えられ、UQmobileの回線が利用可能となります。
また、手続きをしないでいても、SIMの発送日から7日経てば自動的に回線が切り替えられます。自分で切り替えたほうが切り替えタイミングを把握しやすくなるため、、なるべく早く手続きを行いましょう。
回線の即日開通サービスも大幅に普及してきており、回線切り替え用のカウンターを置いている家電量販店も増えてきました。しかし、すべての店が対応しているわけではなく、近場に対応店舗がないこともあるでしょう。このようなケースでも、UQモバイルのインターネット手続きは便利です。
魅力的なサービスの多いUQmobileですが、一方で、他に劣ってしまう部分もあります。なかでも一番大きいデメリットは「機種選択のわかりにくさ」でしょう。
UQmobileが使用している設備はauのものですが、実は多くの格安SIMサービスはNTTドコモの設備を利用しています。そのため、他の格安SIMと同じように機種を選ぶことができないのです。
auの通信方式はNTTドコモソフトバンクの通信方式とは規格が違うため、「ドコモやソフトバンクには対応しているのにauには対応していない」という機種も少なくありません。また、SIMフリースマートフォンを購入したのにUQモバイルは利用できなかったというケースも見られます。
この問題は徐々に改善されつつあり、auLTE、BoLTEに対応した機種も以前より増えてきました。それでも未対応の機種はたくさんあるため、機種を慎重に選ばなければいけない状態は続いています。
auの通信方式を使っているならauの機種を買えば良いと思うかもしれません。しかし、auの機種でもSIMロックを解除する必要があることも多いのです。
対応策は、スマートフォンを購入する前に対応状態をよく確認するほかありません。

UQ mobileで今オススメのプラン

UQ mobileには、主に4つのプランがあります。
データ無制限プラン 、データ高速プラン 、おしゃべりプラン 、ぴったりプランの4つです。
更に枝分かれをして 「データ無制限プラン」「データ高速プラン」「データ無制限+音声通話プラン」「データ高速+音声通話プラン」が用意されています。
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」には、S・M・Lと段階があり、使用できるデータの容量に違いがあるのです。
さらに、「ぴったりプラン」については、無料通話時間にも違いがあり、料金も高くなっています。
データ無制限プランは、最大通信速度500kbpsと低速ながら、データ通信が無制限に利用できることが特徴です。
UQmobileのプランでは唯一、上限無くデータ使い放題であるため、動画の閲覧する回数が多い人におすすめのプランであるといえます。
ただし、UQmobileのプランの中では、最も通信速度が遅く、動画やウェブサイトを閲覧するまでに時間がかかることがデメリットです。
高速通信を利用したい人には不向きであり、画質が悪くても長時間動画を閲覧したい人には適しているでしょう。
一方、データ高速プランは、最高速度でありストレスなくウェブサイトを閲覧できることが魅力です。
通話はしないが電話番号は欲しい、ウェブサイトを閲覧するためのデータ容量も欲しいという人に適しています。
無駄のないプランであり、月額料金を最低限に抑えて利用したい人におすすめです。
注意点として、UQmobileの端末割引制度として「マンスリー割」と「UQ購入サポート」の適応外であり、端末購入費を抑えられません。
月額料金だけを考えると、月額1680円と非常にリーズナブルではあります。
しかし、端末セットで検討すると、通話定額プランである「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の方が通話定額プランがお得になる場合もあるのです。
無料通話すら使用しないという人であれば、オークションやネット通販で端末を購入し、データ高速プランに申し込んでも良いでしょう。
おしゃべりプランはUQmobileのプランでも最新プランであり、1回5分以内の国内通話は何度でもかけ放題です。
5分以内は無料、さらに月の利用回数にも上限はありません。「おしゃべりプランS」「おしゃべりプランM」「おしゃべりプランL」は、それぞれ利用料金が異なりますが、いずれの場合も5分以内はかけ放題です。
たまに電話をする機会がある人にはおすすめのプランとなります。
ぴったりプランは、無料通話がついていることが特徴です。「ぴったりプランS」は月に60分、「ぴったりプランM」は月に120分、「ぴったりプランL」は月に180分です。
ただし、無料通話は契約から2年間限定のサービスとなり、3年目以降は無料通話時間が半分になります。
使用方法や欲しい機能によっておすすめのプランは異なるため、それぞれの特徴を確認したうえで選びましょう。
さらに、家族でいくつかの回線を契約する際に、料金プランを契約することで、2回線目以降の月額基本料金が毎月500円割引となる「UQ家族割」もあります。
家族割引は「ぴったりプラン」と「おしゃべりプラン」飲みとなりますが、家族でUQmobileを利用すれば、毎月の料金を500円節約できるのです。
UQ家族割であれば、「ぴったりプラン」「おしゃべりプラン」のプランSで1480円、Mは2480円、Lが4480円で契約できます。
通話料金については、30秒20円で加算されるため、通話定額プランを選ぶことがおすすめです。
Sプランは、1年目が1480円、2年目は2480円、2年間で支払う月額料金はおよそ1980円となります。
2年単位で検討すると、データ高速プラン1680円とは300円ほどの差です。
つまり、1カ月に20分程度の通話をするのであれば、家族割を利用して通話定額プランを契約することが有効であるといえます。

UQ mobileが使える端末について

UQmobileでは、扱うSIMフリー端末について動作確認と保証を行っていません。
UQmobileで動作確認済みの端末を確認するためには、ホームページにある「動作確認端末一覧」から、確認したい端末をチェックする必要があります。
そのため、確実に使える端末は、動作確認端末一覧に載っている機種だけということです。
端末には、周波数など受信可能な電波が異なるため、すべての端末をUQ mobleで使用することは難しいでしょう。

UQ mobileの通信速度について

UQ mobileの通信速度は、上下最大500Kbpsです。
また、速度が気になるのは、利用する人が多くなる時間帯の昼と夕方~夜であるといえます。
10時~12時のピーク時には、ランチタイムにスマートフォンを利用する人が増える時間帯です。通信が混雑するため、通信速度が落ちやすくなります。
しかし、通信速度が注目されているNifMo、LinksMateを抑えて、UQ mobileが9.69Mbpsと最も通信速度が速いというデータが出ているのです。
週ごとに多少の変動はありますが、大幅に速度が低下することはないといえます。
また、部活が終わる時間や仕事終わりの人が利用する17時以降と、夕食後や自宅でスマートフォンを利用する人が増える21時までの時間帯にも注意が必要です。
昼の時間帯ほどの混雑はないといわれているものの、1日の中で見ると通信が混雑する可能性があります。
夕方の時間帯でも、LinksMate、BIGLOBEモバイルタイプAを抑え、UQmobileの通信速度が7.12Mbpsと最も早いというデータが出ているのです。

UQ mobileは今使っているiPhoneでも使えるのか

iPhoneテザリングが利用できることが特徴です。
au系列の格安SIMの多くはiPhoneテザリング機能を利用できません。事実、au系列の格安SIM「mineo」「IIjmjo」「Fiimo」はiPhoneによるテザリングに対応していないのです。この点がネックとなって、格安SIMへの乗り換えを後回しにしている人も多いとされています。
しかし、唯一UQモバイルだけはiPhoneテザリングにも対応していることが特徴です。ただし、「iPhoneX」「iPhone8 / 8Plus」「iPhone7 / 7Plus」などiPhone7以降のシリーズはテザリング非対応となっているため注意しましょう。

UQ mobileについてのまとめ

UQmobileは、利用者の満足度が非常に高く、現在注目を集めている通信会社です。料金プランは複数ありますが押さえておきたいポイントは限られているため難しく考える必要はありません。重視するポイントが通話なのか、通信速度なのかということ、に加え、家族でUQmobileを利用するのかという点も加味して検討します。最も低価格なプランであれば2000円以下に抑えることも可能です。また、ランチタイムや夕方以降の時間帯など、通信速度の低下が懸念される時間帯においても、速度を維持していることも魅力の1つであるといえます。まずは、UQmobile特徴でもあり、通信速度や端末の使用感などを確認できる「Try UQmobile」を試してみましょう。