おすすめウォータースタンド10選!選び方と違いとは?

自宅の水道からつなぐだけの簡単な設置方法で、おいしい水が飲み放題、使い放題となる「ウォータースタンド」のウォーターサーバーが気になっている人も多いのではないでしょうか。ウォータースタンドとは、サーバー内で高機能洗浄を行う商品であり、設置スペースもとらず、温水、冷水のほか常温水も使用できます。飲料水としてはもちろん、料理や洗い物にも活用できることから、注目を集めているのです。一般的なウォーターサーバーと比較をしても低価格であり、フィルター交換や訪問メンテナンス、アフターフォローも行われるため、使用に関する手間もかかりません。しかし、種類が多いため、どの製品を選ぶべきか迷ってしまうケースも多いです。そこで、注目されている製品の特徴や選ぶ際のポイント、使用時の注意点も合わせて見ていきましょう。

ウォータースタンドの選び方

製品を比較する部分をピックアップしておくと、選ぶ際に混乱せず、購入する製品をスムーズに決定できるでしょう。たくさん販売されている製品の中から、どのポイントを押さえて購入すべきなのでしょうか。製品を選ぶ際にチェックしたいポイントを紹介します。

ウォータースタンドシステムの違い

ウォータースタンド製品を選ぶ際に注目したいポイントは、フィルターシステムの違いです。ウォータースタンドの製品は「ナノトラップ・フィルター」と「ROフィルター」の2種類のシステムがあるため、それぞれの特徴を紹介します。
ナノトラップ・フィルターとは、市販されているペットボトルのミネラルウォーターを製造する工場で使われる、ウルトラフィルターと同等の浄水性能があります。さらに、ウィルスやバクテリアなども除去できることが特徴です。不純物をしっかり除去しながらもミネラルは残せることは、魅力であるといえるでしょう。また、ナノトラップ・フィルターはNASAが技術特許を保有している先進技術でもあるのです。穴を通すのではなく静電気の力で有害物質を吸着して除去する点が、RO(逆浸透膜)フィルターとの大きな違いでもあります。99.5%という高い除去率を誇るフィルダーであり、透き通ったおいしい水を抽出できるフィルターシステムです。ミネラルの残った水を飲みたい場合は、ナノトラップ・フィルター使用のウォータースタンド製品を選ぶことをおすすめします。
ROフィルターは、アメリカ航空宇宙局NASA」が、宇宙でも安全な水を飲めるようにと開発した特殊なフィルターです。ROフィルターは、「逆浸透膜フィルター」とも呼ばれ、0.00001ミクロンの超微細の穴径が特徴であり、水分以外の成分・物質をすべて不純物とみなして除去します。除去率は99.9%とされており、牛乳や海水を逆浸透膜フィルターに通すと、無色透明の水となって抽出されるほどです。さらに、ナノトラップフィルターでも除去できない物質である、セシウムヨウ素など放射性物質も除去できます。
従来のウォーターサーバーである宅配水は「天然水」と「RO水」に分類されていますが、「RO水」と同等のものです。また、ROフィルターで抽出した水は「ピュアウォーター」とも呼ばれています。体に負担がかからないため、内臓機能の弱い高齢者や病気の人、赤ちゃんのミルク作りにもおすすめです。ウォータースタンドの水に、は「冷水」「温水」「常温水」の3種類があり、温度帯の目安は冷水が4.5~7.5度、温水が85~93度、常温水が室温+0~1度です。
ただし、製品によっては常温水のみなど、違いがあります。手軽に冷水や温水が飲めることは大きなメリットですが、常温水のみの製品は機能が少ないためコンパクトであることがポイントです。ウォータースタンドを置くスペースによって、フィルターシステムを検討しましょう。

ウォータースタンドのサイズ

ウォータースタンド製品は、サイズのラインナップが幅広いことも特徴です。また、ウォータースタンドの製品は料理シーンを想定しているため、カウンタートップタイプがメインであり、スタンドタイプも数種類販売されています。最小サイズは、カウンタートップの「ナノラピア・メイト」であり、幅130mm、高さ308mm、奥行き403mmです。最大サイズはスタンドタイプの「エコサーバーネオ」であり、幅300mm、高さ1200mm、奥行き540mmと、幅と高さには大きな違いがあります。

ウォータースタンドのタンク容量

ウォータースタンドの使用頻度によっては、タンク容量の違いが選ぶ際の大きなポイントになるでしょう。タンクレスタイプの製品もあり、タンクレスは連続抽出が可能であることが特徴です。
冷水、温水、常温水それぞれのタンク容量も機種によって異なるため、使用頻度を加味して選びます。タンク容量が最大の製品はスタンドタイプの「プレミアムラピア・L2」であり、常温水6.0L、冷水と温水は3.0Lです。タンク容量が最小の製品はタンクレスタイプの「ナノラピア・マリン」「ナノラピア・メイト」「プレミアムラピア・ネオス2 」となります。

ウォータースタンドのくみ上げ方法

ウォータースタンドを設置したくても、自宅の環境や水道栓の状況によっては、水道に直結できないケースもあります。しかし、ウォータースタンドは水道直結型の製品が多いものの、水道直結型ではない製品も販売されているのです。水道に直結できない場合でも設置できるウォータースタンド製品として、水を汲み上げるタイプの「エコサーバー ネオ」と「エコサーバー トリニティ」があります。エコサーバー内部に12Lの給水タンクがあり、水道水を入れておくとサーバーが自動で水を汲みあげてくれるため、本体のタンクにろ過された水を溜めて置けるシステムです。水道に直結させないため、ウォータースタンドを設置する場所を選ばず、水源から離れた部屋にでも設置できます。

ウォータースタンドのメンテナンス頻度

ウォータースタンド製品は、それぞれメンテナンスの頻度にも違いがあります。機種によって異なりますが、ウォータースタンドの浄水フィルターは2~5個で構成されており、個々に交換サイクルが設定されているのです。専門知識と技術をもったスタッフが、フィルター交換のタイミングで訪問して、無料で交換作業を行います。製品によって使用しているフィルターが異なるため、メンテナンスの頻度も異なる点に注意が必要です。例えば、ナノラピア・ネオの場合、ネオセンスフィルターは6カ月ごと、ナノトラップフィルターは12カ月ごと、イノセンスフィルターは12カ月ごと、抗菌フィルターは24カ月ごとに交換をします。

ウォータースタンドはレンタルも可能

ウォータースタンド本体を設置する際に、別途台が必要な場合には、オプションでスタンドやラックもレンタルできます。スタンドサイズによって、設置場所や製品を選ぶ方法も有効です。レンタルできるスタンド製品は3つあり、1つ目は品番NLPRY5、色はシルバー、材質はメタル、サイズ幅323〜340mm、高さ906mm、奥行き530〜550mmの製品となります。2つ目は品番NLPRY6-BK,NLPRY6-WT,NLPRY6-PK、色はブラック・ホワイト・ピンクの3種類、材質はメタル、サイズ幅325〜350mm、高さ800mm、奥行き530〜550mmです。3つ目は品番NLPRU、色はブラウン、材質は木製、サイズ幅350mm、高さ800mm、奥行き550mmであり、いずれも無償でレンタルできます。

ウォータースタンドおすすめ10選

ウォータースタンドの特徴や選ぶ際のポイントを知ることで、家庭に合う製品のイメージができたのではないでしょうか。次に、注目のウォータースタンド製品10種類の概要を紹介します。それぞれの製品を比較しながら概要をチェックしてみると、選びやすいでしょう。

ナノラピア・ネオ


ナノラピア・ネオは、フィルターシステムでは「ナノトラップ・フィルター」に属する製品です。機能面と価格のバランスが非常によいことから、ウォータースタンド製品の中では最も人気のモデルとして注目を集めています。ネオセンスフィルター、ナノトラップフィルター、イノセンスフィルターと3層のフィルターを搭載しており、高機能浄水を行い、不純物をほとんど除去できることが魅力です。
また、カウンタートップであるため、冷水・温水・常温水の3種を使用できて非常に便利な製品でもあります。温水には「安全ボタン」が付いているため、安心・安全に使用できるでしょう。抽出口部分が取り外して洗浄できるため、衛生面でも安心です。
省電力モード搭載で、電気料金を節約する光感知センサーも付いており、ボディカラーはホワイトであるため周囲のインテリアやキッチンにも馴染みます。製品重量は18.0kg、製品サイズは幅260mm、奥行き505mm、高さ500mm、タンク容量は常温水2.5L、冷水2.5L、温水1.0Lの合計6.0L、温度仕様は冷水5.5度~7.3度、温水93度~85度です。
レンタル料金は通常プラン月額3980円、(税別)、長得プランが月額3500円(税別))+長得登録料10000(税別)となります。
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ナノラピア・マリン

ナノラピア・マリンは、幅18cmと最もスリムなウォータースタンドです。冷水・温水・常温水が抽出でき、スリムであるため設置場所を選ばないことも魅力の1つといえます。フィルターシステムは、ナノトラップ・フィルターです。温水の「瞬間温水加熱方式」も特徴的で、必要な時に必要な分だけ、瞬間でお湯を沸かすスタイルであり、湯沸しケトルのようにお湯が沸くまでの時間を待つことはありません。 温水が抽出されるまでのスピードは準備時間が約9秒、温水を抽出した直後に再度温水を抽出する場合は約1~2秒となります。浄水後の常温水を加熱しながら温水を抽出するため、常温水と比較をすると温水が抽出されるスピードが遅いです。タンク容量は、冷水1.35L、常温水は直接ろ過方式、温水は瞬間温水過熱方式です。タンク式でないため、温水がなくなるということはない点はメリットであるといえるでしょう。 温度仕様は、冷水4.5度~7.5度、温水92度、製品サイズは、幅181mm、奥行き420mm、高さ375mm、製品重量は8.5kgと、ナノラピア・ネオの半分ほどの重さです。料金は通常プランが月額3980円(税別)、長得プランが月額3500円(税別)+長得登録料10000円(税別)でレンタルできます。 ↓購入はこちらから↓

ナノラピア・トリニティ

ナノラピア・トリニティのフィルターシステムは、ナノトラップ・フィルターです。タンク容量は、常温水2.5L、冷水3.5Lの合計6.0L、温度仕様は冷水5.5度~7.3度、製品サイズは幅260mm、奥行き470mm、高さ 500mm、製品重量は18.0kgの製品となります。ウォータースタンドの中でも、冷水用モデルとして人気です。また、冷水タンクが大容量であることから、オフィスや公共の場など大人数で利用するケースに適しています。さらに、フィルターはネオセンスフィルター、ナノトラップフィルター、イノセンスフィルターの3つで不純物を除去するシステムが特徴です。機能としては、自動節電モード搭載、タンク残量と冷水温度のLED表示、取り外し可能で衛生的な抽出口がポイントであるといえます。レンタル料金は通常プランが月額3980円(税別)、長得プランが月額3500円(税別)+長得登録料10000円(税別)です。

ナノラピア・メイト

ナノラピア・メイトは、常温水の直接ろ過タイプのみであり、冷水や温水は抽出できません。そのため、電力を使用しないことが特徴であり、電気を使わないため、置きたい場所に電源がなくても使用できます。また、温水・冷水が使える便利さよりも、スリムさが魅力の製品です。製品サイズは幅130mm、奥行き403mm、高さ308mm、製品重量は3.3kgとなっており、タンクレスであることによって置き場所の自由度があがります。フィルターはネオセンスフィルター、ナノトラップフィルター、イノセンスフィルターの3段階です。料金は通常プランが月額2480円(税別)、長得プランが月額2000円(税別)+長得登録料10000円(税別)でレンタルできます。

エコサーバー・ネオ

エコサーバー・ネオは、スタンドタイプのウォータースタンドであり、タンクへ汲んだ水を上部のサーバーへ送り込む「エコサーバー」であるため、水栓との接続が必要ありません。タンク容量は常温水2.5L、冷水2.5L、温水1.0Lの合計6.0L、温度仕様は冷水5.5度~7.3度、温水93度~85度、エコサーバーに関しては6Lタンクを2個入れることが可能です。製品サイズは幅300mm、奥行き540mm、高さ1200mm、製品重量は36.0kg、フィルターシステムは、ネオセンスフィルター、ナノトラップフィルター、イノセンスフィルターの3段階の製品となります。レンタル料金は通常プランのみ、月額4500円(税別)です。

エコサーバー・トリニティ

エコサーバー・トリニティは、タンク容量が常温水2.5L、冷水3.5Lの合計6.0L、温度仕様は冷水5.5度~7.3度、エコサーバーは6Lタンクが2個です。フィルターは、ネオセンスフィルター、ナノトラップフィルター、イノセンスフィルターの3段階となり、タンクへ汲んだ水を上部のサーバーへ送り込むエコサーバーです。エコサーバー・ネオ同様に水栓との接続が不要であり、好きな場所へ設置できます。しかし、エコサーバー・トリニティの製品サイズは幅300mm、奥行き540mm、高さ1200mm、製品重量は36.0kgであり、冷水タンクが大容量であるためオフィスなど大人数の利用に最適でしょう。レンタル料金は通常プランのみ、月額4500円(税別)です。

プレミアムラピア・ステラ

プレミアムラピア・ステラは、ウォータースタンド製品の中で最も高機能な機種として人気があり、業界初のサーバー内の自動除菌機能でより衛生的に使用できます。メイン・フィルターはROフィルターで、純水を冷水・温水・常温水で使用できることも特徴です。1回の抽出量は3段階で設定でき、タッチパネルをタッチするだけで水が自動で抽出できるため、料理をしながらでも活用できます。製品の概要は、造水能力が1時間に3.2L 、タンク容量は常温水2.5L、冷水2.3L、温水1.0Lの合計5.8L、温度仕様は冷水5.5度~7.3度、温水93度~85度です。製品サイズは幅260mm、奥行き530mm、高さ500mm、製品重量は17.9kgとなります。レンタル料金は通常プランが月額5980円(税別)、長得プランが月額5500円(税別)+長得登録料10000円(税別)です。 ↓購入はこちらから↓

プレミアムラピア・S2

プレミアムラピア・S2は、シンプルで洗練されたデザインが特徴でありキッチンのインテリアにも馴染むことから、ROフィルタータイプとして注目と人気を集めています。造水能力は1時間に3.2L、タンク容量は常温水2.5L、冷水2.3L、温水1.0Lの合計5.8L、温度仕様は冷水5.5度~7.3度、温水93度~85度と、温水・冷水・常温水が使えるピュア・ウォーターサーバーのスタンダードタイプです。製品サイズは幅260mm、奥行き483mm、高さ500mm、製品重量は18.0kgで、抗菌フィルターが搭載されているため、微生物の増殖を防ぎます。レンタル料金は通常プランが月額5280円(税別)、長得プランが月額4800円(税別)+長得登録料10000円(税別)です。 ↓購入はこちらから↓

プレミアムラピア・L2

プレミアムラピア・L2は、ROフィルターとピュアウォーターであることが特徴であり、ウォータースタンド製品の中ではトップの造水能力を誇ります。造水能力は1時間に11.8L、タンク容量は常温水6.0L、冷水3.0L、温水3.0Lの合計12.0L、温度仕様は冷水4.5度~7.3度、温水93度~88度です。製品サイズは幅260mm、奥行き448mm、高さ1150m、製品重量は29.0Kgであり、狭い空間にも設置しやすいスリムなスタンド型の製品となります。抗菌フィルターも搭載し、フィルターも容量が大きくなったためヘビーユースにも対応できることが特徴です。料金は、通常プランが月額6980円(税別)、長得プランが月額6500円(税別)+長得登録料10000円(税別)でレンタルできます。 ↓購入はこちらから↓

プレミアムラピア・ネオス2

プレミアムラピア・ネオス2は、ROフィルターのピュアウォーターサーバーであり、エレガントなデザインのコンパクトなピュアウォーターサーバーとして人気があります。造水能力は、1時間3.2L、タンク容量は常温水3.5L、製品サイズは幅192mm、奥行き430mm、高さ434mm、製品重量は4.9kgで、電気を使わない常温水のみのウォータースタンドです。純水タイプでは低価格な製品であり、通常プランが月額3480円(税別)、長得プランが月額3000円(税別)+長得登録料10000円(税別)でレンタルできます。 ↓購入はこちらから↓

使用用途の幅も広く、製品のサイズやデザインも豊富なウォータースタンドですが、設置や使用の際には注意しなければならない点もあります。ウォータースタンドを設置する前に注意点を確認して、安全に使用しましょう。

ROフィルターとは

ROフィルタータイプのウォータースタンドを利用すると、排水(廃棄水)が発生します。ROフィルターは、非常に孔が小さいことが特徴であり、水分子以外の不純物を通しません。水分子に水圧がかかり、フィルターを通過しているあいだに、残りの水がフィルターに残った不純物を外に排出する仕組みです。そのため、純水1Lに対して約2~3リットルの排水が出ます。排水は不純物を含んでいる水であるため、ほかに利用できず廃棄するほかありません。東京で1日10Lずつ使用した場合の水道代は、ナノラピアシリーズで月60円前後ですが、プレミアムラピアシリーズでは廃棄水を含み月180円~240円程にもなります。1Lあたりの目安は約0.2円ですが、月の水道代は大きく異なることを認識しておきましょう。

工事費用について

エコサーバーなど一部の機種を除き、ウォータースタンドのサーバーは水道直結となるため、設置する際には工事が必要です。工事は専門スタッフが行い、1度設置して移設する場合にも工事を行います。初期設置時はレンタル料に含まれますが、移設する場合は移設工事費として10000円(税別)の費用がかかる点に注意が必要です。また、水道からの距離は製品のタイプによって異なり、プレミアムシリーズでは水栓から3~5m、ナノラピアシリーズでは10m以上でも設置可能となります。 10m以上となると比較的設置しやすくなるものの、工事費がかかるため、設置場所をしっかりと検討したうえで初期設置の工事を依頼しましょう。

自宅に合ったウォータースタンドを選ぼう

ウォータースタンドを選ぶ際のポイントを押さえて、製品を比較・検討することが、最適な製品を選ぶことにつながります。また、ウォータースタンドを選ぶ際には、水道直結型のおすすめ10種類から、自分に合ったウォータースタンドを選ぶ方法が有効です。現在ウォーターサーバーの購入を検討している、もしくは宅配式ウォーターサーバーの解約・乗り換えを検討している人も、ウォータースタンドを始めてみてはいかがでしょうか。紹介した製品の特徴を比較し、家庭に合うウォータースタンドを選びましょう。