WordPressブログで訪問者数を増やすためのSEO対策とは?ロングテールSEOが重要!

WordPressでブログやサイトを運営している人のなかには、なかなかアクセス数が上がらず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで、WordPressSEO対策をするためのポイント、ロングテールSEOについて詳しく解説します。

ロングテールSEOの重要性

ロングテールSEOとは、ウェブサイトへの訪問者数の中枢を担うビッグキーワードではなく、検索数が多くはないキーワードを利用して訪問者数をあげる方法です。主なキーワードに、関連するキーワードを合わせることで検索結果の上位表示を目指します。ロングテールSEOを活用できるようになると、コンテンツ1つに対する訪問者数が少なかったとしても、コンテンツ数が増えれば自然とアクセス数自体があがるのです。キーワードの組み合わせが多ければ多いほど、アクセス数は少なくなります。同時に、競争相手となるウェブサイトも少なくなるため、コンテンツ数を増やすことで上位表示されやすくなることが特徴です。

さらに、ビッグキーワードと比較をすると、ロングテールのキーワードはユーザーが欲している情報が分かりやすいといえます。そのため、ウェブサイトを訪れた人が欲しい情報に適したコンテンツへと更新しやすくなることがメリットです。そのため、ウェブサイトの訪問者数を増やしたいと考えている場合、実際にはビッグキーワードよりも、ロングテールキーワードを重視したほうがよいでしょう。

ロングテールSEOはリサーチが大切


実際に、WordPressなどで作成されたウェブサイトへの訪問者の多くは、ロングテールキーワードで訪問しているといっても過言ではありません。上位表示されているウェブサイトの多くは、複数のキーワードを意識したコンテンツ作成を行っています。また、ロングテールSEOを行うメリットは、ビッグキーワードでウェブサイトにたどり着くユーザーと比較をしてコンバージョン率も高くなることが魅力です。

ビッグキーワードで上位表示されるのであれば、非常に多くの訪問者数を稼げます。反面、具体的な悩みが見えず、訪問者の希望に沿ったコンテンツではない可能性もあるのです。ロングテールキーワードであれば、ある程度は悩みを予想できます。訪問者の意向が分かれば、的を絞ったコンテンツを作成しやすいため、コンバージョン率もあがることが特徴です。ただし、ロングテールをもとにコンテンツを更新する場合、非常に細かなリサーチも必要になります。

ロングテールSEOとコンテンツの関連性

ロングテールSEOの重要性は理解できても、コンテンツを更新する段階で大きく間違えてしまうケースも多いため、注意が必要です。ロングテールSEOWordPressのコンテンツを更新する際、当然ですがキーワードを選ぶことが最も重要な作業となります。コンテンツに盛り込む予定のキーワードを検索する人が、何を希望しているのか、何に悩んでいるのかを深く考えてコンテンツを作り込む必要があるのです。情報量ではなく、少ない情報の中にも訪問者の求める内容を含めることを意識しましょう。

また、作り込まれた高品質なコンテンツであれば、他社が同様のキーワードでのコンテンツ作成をしようと考えた際に、参入を諦めさせることにもつながります。つまり、コンテンツ次第では、競合が参入することなく1人勝ちできる可能性があるのです。ただし、ビッグキーワードと比較をしてロングテールキーワードの検索数は少ないものの、適当に更新したコンテンツは読んでもらえません。検索結果として読んでもらえるコンテンツは、作成されているコンテンツのうち、わずか4割ほどといわれています。そのため、訪問者が最後まで読んでくれるような記事を書かなければならないのです。

ウェブサイトの構成の見直し

ロングテールSEOは、ウェブサイトの構成も見直す必要があります。WordPressで作成されるウェブサイトは、最初にトップページ、次にカテゴリーページ、最後にコンテンツの3部構成になっていることが一般的です。3部構成でロングテールSEOを意識したコンテンツを更新していると、外部リンクを獲得できるようになります。外部リンクから検索エンジンロボットがウェブサイトを訪れ、コンテンツだけではなくカテゴリーページやトップページまで巡回するのです。

最終的には、検索エンジンロボットがウェブサイトを評価するようになり、カテゴリーページのミドルキーワードやトップページのビッグキーワードからの訪問者数も増やすことにつながります。ただし、ウェブサイトの構成が正しくなければ効果が半減してしまうため、構成も重要なポイントだといえるでしょう。

コンテンツページこそ、ロングテールキーワードを活用すべきであるといえます。また、ウェブサイト内に訪問者数の多いコンテンツが増えると、さまざまな検索結果で上位表示されるようになるのです。検索をしている人は、「同じウェブサイトを訪れたことがある」ということに気づき、気づいたタイミングでウェブサイト自体に興味を持つでしょう。そして、ほかのコンテンツも閲覧するようになるという、よい流れが完成します。

ロングテールSEOの実践方法

ロングテールSEOの実践方法を見ていきましょう。まず、トップページのビッグキーワードを決めます。コンテンツだけを重視していると効率的にロングテールSEOの効果を得られません。基本的にはトップページへの訪問者数を増やすことが重要であるため、最初にトップページに含めるビッグキーワードを選定する必要があるのです。キーワードの選定は、Googleキーワードプランナーを使用して確認する方法がスムーズでしょう。トップページで狙いたいビッグキーワードで確認すると、一般的に数十万という検索数が表示されます。文字通りビッグキーワードであることが確認できますが、同時に競合他社が多く、一個人では上位表示を狙うことが難しいともいえるキーワードです。

次に、ビッグキーワードに関連するミドルキーワードを調べ、カテゴリーページのキーワードを決めます。最後に、トップページ、カテゴリーページのキーワードをもとにコンテンツページのロングテールキーワードを設定しましょう。Googleキーワードプランナーでリサーチをしたキーワードは、コンテンツの更新だけではなく新しく作成する際にも活用できます。

コンテンツの更新のコツ

順序立てて正しいキーワードの選定を行ったあとは、高品質なコンテンツへ更新します。ポイントは、1つのコンテンツごとに、含めるロングテールキーワードを1つにすることです。たくさんのキーワードを入れることで、同時にほかの検索キーワードでも訪問してもらえるのではと考え、欲張ってしまう人もいます。しかし、訪問者は検索したキーワードに関する情報を知りたいだけであり、ほかの情報は求めていません。つまり、脱線した内容のキーワードを含めてもコンバージョンにはつながらず、意図しない内容が含まれていることによって「高品質なコンテンツである」とも認識してもらえなくなるのです。ロングテールキーワードを用いたコンテンツの更新は、リサーチにも時間を要しますが、1つ1つ丁寧に作り込むことが大切だといえます。

ロングテールSEOを意識してコンバージョン率をあげよう

1人でも多くの訪問者に満足してもらい、コンバージョン率をあげるためには、コンテンツを作り込むなど時間と労力が必要です。しかし、せっかく作成したコンテンツを閲覧してもらえなければ意味がありません。そのため、WordPressのコンテンツを更新する際、もしくは新しく作成する際には、ビッグキーワードだけではなくロングテールキーワードを用いてSEO対策を行いましょう。