恋人の聖地に認定!海峡ゆめタワーの見どころと楽しみ方

山口県下関市にある「海峡ゆめタワー」は、時間とともに変化する海峡の景色を眺められる、全長153mのタワーです。平成8年に関門海峡のシンボルとして作られ、143mの場所にある球状の展望室からは、関門海峡、瀬戸内海、巌流島、九州の連山と日本海を360度の見わたせます。

歴史好きなカップルにおすすめの展望室

28階の展望室には、東西南北4方向にテレビモニターを4台設置しており、映像で下関の歴史や地形、都市について学ぶことが可能です。東方面は下関海峡スポット、南方面は海峡交通の現在と昔など歴史について、西方面は国際港下関と姉妹都市青島・釜山について、北方面はタワーから見える島々についての映像を鑑賞できます。

映像だけではなくパネルでも展示を行っており、重要な歴史の舞台でもある関門海峡に関して、弥生時代から現在までの歴史を13枚のパネルと分かりやすい解説付きで展示していることが特徴です。景色を見ながら歴史を学べるため理解しやすく、壇ノ浦の戦いや巌流島の決闘などを詳しく知れるため、歴史隙のカップルであればより楽しめるでしょう。

また、海峡ゆめタワーはライトアップでロマンチックなデートを楽しみたいカップルにも最適です。カラーは曜日ごとに異なり、月曜日はホワイト、火曜日はグリーン、水曜日はブルー、木曜日はイエロー、金曜日はレッドブルー、土曜日はブルーグリーン、日曜日はレッドとなります。金曜日と土曜日については7色を1分間隔で点灯し、そのほかの曜日についても翌日のカラーを3分間点灯するなどカラフルなライトアップも魅力です。球体部分のライトは不定期で点灯と点滅のタイミングが変化することで、何度訪れても飽きずに楽しめます。

「恋人の聖地」で絆を深めよう

平成18年には全国のデートスポットのなかで、山口県で初の「恋人の聖地」として認定され、注目を集めました。海峡ゆめタワーの28階展望室には恋愛成就の「縁結び神社」が設置されており、まだ交際に発展していないカップルのデートにも最適です。また、縁結び神社の恋みくじ(1枚100円)は、カップルに非常に人気があります。
平成19年には縁結び神社がリニューアルし、神社のうしろには関門橋、観光スポットとして有名な唐戸地区、門司港レトロ地区も一望できるようになりました。カップルで写真撮影をするスポットとしても人気があり、記念撮影用のスペースも設けられています。

恋人の聖地に認定されたことで、恋人の聖地公式グッズも多数販売されており、デートの思い出を残すためのお土産にするのもよいでしょう。公式グッズとしては、恋人証明書1セット1000円、 ご縁結びハート型南京錠は1個 200円、ハート型南京錠ゴールドは1個500円です。 ハート型南京錠には2人のニックネームやメッセージを書き、ラブネットにつけて絆を確かめ合いましょう。