手に出来る水ぶくれの原因と治す方法とは?
手に出来る小さな水ぶくれ。特に指に出来ることが多く、冬場に見られることが多い症状でもあります。
これは掌蹠膿疱症という症状である可能性が非常に高く、菌やカビを含まない症状です。
ステロイドが含まれる軟膏で完治すると言われていますが、悪化してしまうと繰り返すため皮膚科での診察を受けてください
しかし、他にも水ぶくれが起こる原因が考えられます。症状別にまとめました。
水虫による場合も
掌蹠膿疱症であれば、菌を持たないため完治までの時間も早く感染もしません。しかし、水虫である白癬による水ぶくれは菌を持っており、水ぶくれが破けると菌が繁殖します。
強い痒みを伴うため掻いてしまい、水ぶくれを破いてしまうケースが多い症状です。
アレルギーによる水ぶくれ
アレルゲンとなる食物や植物に触ると水ぶくれが起こる場合があり、これはアレルギーによるものです。水ぶくれの前に湿疹が見られますが、湿疹が悪化すると水ぶくれになります。
アレルゲンを特定することも重要となります。
乾燥やあせも、汗疱による水ぶくれ
冬の時期に多くなるのは手湿疹です。手の指が乾燥していると、水ぶくれが出来る場合があります乾燥を防ぐことで水ぶくれが出来ることも防ぐことが出来ます。
あせもは水ぶくれにならないものが多いのですが、皮膚が汗の刺激を受けることで水ぶくれが出来るケースもあります。
汗疱は、あせもに似ているものの少し異なる症状です。皮膚が汗に反応し、汗の出る汗腺を塞いでしまう事により炎症を起こします。
主な症状は湿疹ですが、悪化すると水ぶくれが出来ます。
手足口病
口の中や唇、足にまで水ぶくれが出来た場合、手足口病の可能性があります。様々な菌を持っており、発熱や痒み、痛みを伴います。
水ぶくれが出来ているうちは感染力も強くなるため、外出をしないようにしましょう。
まとめ
同じ水ぶくれでも、実は様々な原因があるのです。潰してしまうと慢性化することが多く、水ぶくれの跡が残ってしまうこともあります。
潰さずに、軟膏や皮膚科での治療を受けるようにしましょう。