毛穴に詰まった角栓は抜いても良い?無理に抜いた場合の問題とは

鼻や頬、ニキビに見られる角栓。つい抜いてしまったり、絞りだしてしまうという方も多いのではないでしょうか。
しかし、毛穴が広がったりニキビが悪化するなどの症状が気になります。
角栓は何故できるのか、出来てしまった場合の良い対処法はあるのでしょうか。


角栓とは何?

角栓というのは、毛穴に詰まっている皮脂や角質です。
角栓はニキビの原因となりますが、毛穴を外部刺激である雑菌から守るという役割もあるのです。
そのため、角栓がない方が良いという訳でもないのです。
毛穴全体を塞ぎ、大きくなってしまわない限りは角栓がある方が良い場合もあるという事です。

角栓は取らない方が良い?

角栓が気になり、自分で取ってしまう方も多いはず。
角栓というのは、肌のターンオーバーで自然に取れるものです。
自分で取ってしまうと、皮膚が反応することで新しい角質や皮脂を作り出します。
この時、皮膚が過剰に反応をしてしまうため、大きな角栓が作られてしまいます。
これを繰り返して行く事で、角栓はどんどん大きくなって行ってしまうのです。
大きな角栓は、肌のターンオーバーでは取れなくなります。

大きくなった角栓への対応

大きくなり、ターンオーバーでは取れなくなった角栓はどの様に処理をすれば良いのでしょうか。
角栓は少しずつ大きくなる性質があります。そのため、まずは角栓を小さくする必要があります。
角栓を小さくし、自然に取れるようにするためには「生活習慣の見直し」と「正しいケア」の2つの方法が有効です。

生活習慣の見直し

まずは脂の多い食事を避けます。皮脂を作ることを防ぐためです。
また、22時~1時の間は睡眠を取るようにしましょう。この時間帯は肌のターンオーバーが行われる時間であるため、眠っている状態が理想です。
適度な運動をするように意識をすることで肌代謝を良くします。

正しい肌ケアを行う

角栓を小さくするために必要なケアは、洗顔です。
正しい洗顔方法をすることが大切なのです。洗顔料を良く泡立てて、泡で洗うという意識で行いましょう。
角栓を小さくしたり取りやすくするためには、クレンジングオイルなどで洗った後に洗顔料で洗う事が効果的です。

まとめ

角栓を取るための美容グッズなども販売されていますが、無理に押し出すような行為は止めましょう。
角栓が大きくなれば毛穴が広がり、角栓よりも目立つ結果となります。
まずは角栓を小さくし、肌の状態を健康にすることで自然に取れるようにしましょう。