糖尿病予備群!低血糖症患者の数

生活習慣病である糖尿病患者の数は、予備群を合わせると2000万人を超えるとも言われています。
どの様な方が低血糖症になってしまうのか、見て行きましょう。



体形は関係ない

太っていると糖尿病になる、糖尿病になりやすいなどと言われていますが、実際に体形は無関係です。
生まれつき低血糖症になりやすい方や、砂糖を多く摂取している方は痩せていても低血糖症・糖尿病になる可能性が高いのです。

年齢も関係ない

低血糖症自体は、大人だけのものではありません。子供も低血糖症になりやすいため注意が必要です。
子供の場合、砂糖の摂りすぎや思春期は反抗期のストレスなどが原因であるとされています。
低血糖症は脳への影響が起こるため、精神的に不安定となります。子供であれば不登校家庭内暴力などの問題行動を起こす場合があります。

血糖値と糖尿病の関係

血糖とは、血液中にあるブドウ糖を指します。脳の唯一のエネルギー源とされているもの。
健康方は、この血液中のブドウ糖を一定量に保つことが出来ます。
血糖値は、血液中の糖分の濃度を指します。血液1dlあたり何mgかという単位で表すものであり、健康な方は70mg~110mgです。
これを基準に、高いと糖尿病、低いと低血糖症という事になります。

血糖値の重要性

糖尿病は知られた病気であり、血糖値を上げないようにするという事もよく知られています。
しかし、血糖値が低いことによっても健康被害をもたらすことや、糖尿病へと繋がることはあまり知られていません。
血糖値が低いと、糖尿病へ繋がるということ以外にも様々な影響を及ぼします。
脳障害や、精神障害を起こします。

しかし、低血糖症に関する知識が無い医師が多いことも現実。
そのため、誤診を受けることが多く最善の治療が出来ないまま悪化して行き、糖尿病になるケースも多いのです。
体調が悪いと感じても、‘疲れているだけかもしれない’‘体質だ’と考えて病院へは行かない方も多いはず。
この様に、認識されていないだけであって、糖尿病や予備群の数はもっと多いのではと推測されています。