アルトコインとは
アルトコインとは、「ビットコイン」以外の仮想通貨の総称です。
しかし、そのほとんどはビットコインを基にしたものであると言われており、システムはビットコインと同様です。
2017年の年末には、ビットコイン価格が200万円を突破し、アルトコインの価格も大幅に上がりました。
全世界で1,000種類以上も存在しているといわれているアルトコインは、有名なところではイーサリアムや日本産のモナーコインなどが挙げられます。
次々に生まれるアルトコイン
アルトコインは全世界で1,000種類以上と前述しました。しかし、今、この瞬間も新たなアルトコインが生まれている可能性があります。大きく公開されずに生まれるアルトコインもあるためです。
そのため、実際に何種類のアルトコインが存在しているのかと明確な数字を出すことが難しいものなのです。
トレードが可能なアルトコインとは
これほど多くのアルトコインが存在しているのであれば、実際にトレードをする場合、どのアルトコインが良いのかと悩んでしまいそうですね。しかし、本格的にトレードをする場合には、トレードが出来るアルトコインは限られているのです。
まだ生まれたばかりで認知度が0のアルトコインは、売買の動きがなくトレードが出来ないためです。
つまり、ビットコインを筆頭に、人気があり取引の数が多いアルトコインでなければ、トレードを行うことが出来ません。
取引数の多いアルトコイン
アルトコインに投資をしようと検討しているのであれば、ビットコインを含め、人気トップ10のアルトコインに関しては名称や単位を覚えておきましょう。Bitcoin（ビットコイン）は単位がBTC、Ethereum（イーサリアム）は単位がETH、Bitcoin Cash（ビットコインキャッシュ）は単位がBCH、Litecoin（ライトコイン）は単位がLTC、Ripple（リップル）は単位がXRP、IOTA（アイオタ）は単位がMIOTA、Dash（ダッシュ）は単位がDASH、NEM（ネム）は単位がXEM、Monero（モネロ）は単位がXMR、Bitcoin Gold（ビットコインゴールド）は単位がBTGです。
アルトコインの取引所とは
日本でアルトコインを取引する場合、主に2つの取引所が人気となっています。それはcoincheck（コインチェック）とZaif（ザイフ）。
世界中に数多くのアルトコイン取引所が存在しています。しかし、日本で取引を行う場合、日本の法律に乗っ取った取引所を利用することが安全であり、おすすめなのです。
コインチェックでは、現在13種類のアルトコインの取引が可能となっています。
今後も取引が出来るアルトコインは増えて行くと予想されており、注目度の高い取引所です。
ザイフは日本産のアルトコインであるモナコインの取引が出来るという点が特徴です。
アルトコインは、日本円を使用して取引が可能ですが、ビットコインを使用することも出来ます。
ビットコインとアルトコインの違いとは
アルトコインの特徴とは、「ビットコインとは異なる仮想通貨である」ということ。どういうことかというと、ビットコインのマイナス面を改善しより良い仮想通貨に仕上げたものと言う特徴があります。
例えばアルトコインの「Ripple」。一社開発という点で、ビットコインとは異なります。
いかにビットコインと性質の異なるコインを作ることが出来るかという事に、焦点が当てられたものなのです。
アルトコインに投資をする際のポイント
人気のビットコインを避け、アルトコインに投資をするのであればビットコインと比較をした際のメリットも確認しておきましょう。ビットコインと比較をすると、アルトコインは価格が低いことが特徴です。
ビットコインほどの知名度が無いため、価格が低くなるのです。また、認知度、人気が低いため、売買の動きが鈍くなります。そのため、1度買った後は価格が上がるまで長期間待つという事が戦略になります。
跳ね上がる可能性のあるアルトコインが分かるのであれば話は簡単です。
しかし、どのアルトコインが跳ね上がるかなど誰にも予想が出来ません。
そのため、数種類のアルトコインを所持しておくことが良いでしょう。万が一、そのうちの1つが下がってしまったとしても、他の1つが上がることで損失を埋めることが出来ます。
アルトコインに投資をする際のリスクとは
アルトコインに関して多少に知識があれば、リスクが少ないと感じ投資をしようと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、投資には必ずリスクがあります。
まず1つ目のリスクが、アルトコインの値動きに関する特徴です。
アルトコインは、上昇する際に非常に大きな幅で上昇します。その逆もあり、非常に大きな幅で下落する可能性も高いのです。そのため、アルトコインを買う際には、大きな金額を投資することはおすすめできません。万が一、大きな幅で下落をしてしまってもあきらめられる程度の金額を投資しましょう。
2つ目は取引所に関するリスクです。
買おうと考えているアルトコインが、1つの取引所でのみ取引が可能であった場合。その1つの取引所が閉鎖してしまったり、取引をしていた特定のアルトコインの取り扱いを中止するといったことも考えられます。
その際には、そのアルトコインの売買が不可能という状態になります。売りが殺到することは目に見えていますね。手元のアルトコインは大暴落します。
そのため、いくつかの取引所で扱いがあるアルトコインを選ぶようにしましょう。
アルトコインの今後や増え続ける理由
1,000を超える種類があるとなれば、将来的に大幅に値上がりをする可能性もあり買いに走りたくもなります。しかし、どのアルトコインが良いのかと選ぶことも大変になっています。なぜアルトコインはこれほどまでに種類が増え続けているのでしょうか。
その主な理由は3つです。
1つは収益が大きいと予想できるためです。ビットコインは、世に出てから5年程度で１BTCが10万円を超えました。
そのため、アルトコインを作り、所持しておくことで数年後には非常に大きなお金に変身するかも知れないのです。
自分の作ったアルトコインを広め、人気を上昇させるだけの力があれば、作ってみたくもなるでしょう。
さらに、アルトコインのプログラミングは公開されています。知識のある方であれば、プログラミングを行い、アルトコインを作ること自体は可能なのです。
今後も、世界中のプログラマーによって次々とアルトコインが生まれることでしょう。
仮想通貨取引で起こる損害等はすべて自己責任です
